どんなフィードバックを見せるかで視点は変わる
こんにちは。古田です。
ブログ、続けるの難しいです(汗)
ということで久々に時間作れたし、
ちょうど最近気づきがあったので書いてみました。
<エピソード>
開発部の成果を振り返る際、最近までは完了したタスク一覧ばかりを確認していた。
おー、こんなにリリースすることが出来て良かったねと。
背景として割り込みで入るタスクを積極的に受け入れる姿勢も評価したいというのがある。
割り込みタスクに対して率先して受け入れた人は、
メインのタスクが圧迫されて遅れることもあるけど積極性はあると。
ただ、それを続けているうちに、完了したタスクをずらっと大量に並べることが
頑張った証みたいな空気になってきた。
実際は想定した期限(工数)を少しずつ超えていたりするので、
どんなに多くの開発をしていてもQCD管理の面では手放しで喜べない。
<本題>
目標うんぬんというより、振り返りでどんな内容を確認するかで
無意識下の目指すところが変わるのではないか。
開発タスクの成果について振り返る時、
それが『完了数◯件』ならタスクの大小に関わらず量をこなすことを目指し始め、
それで自分を評価する。
これを例えば『達成率◯%』という数字を見せるなら、期限管理に意識が向き始める。
これがどんな変化かというと、
日々できることをできる限りこなして最大限のタスクを消化するのではなく、
期限内に課題を解決するためにはどうすべきか?
という思考になるということ。
通常、目指す方向性を示すために目標設定をする。
その成果を振り返るときに、
全然違う数字を見ているなんて間違いは普通しないとは思う。
でも、目標に設定しないことも業務にはたくさんある。
そういったものも何をフィードバックするかで目指す方向が決まっていくので
気を付けなければならないと思った。
もちろん数字に限らず、フィードバック全般で言えることで、
その内容は努力なのか結果なのか、量なのか質なのか、など。
要は、タスクに期限を切ろうが目標をどう設定するとかとは別で
『どんなフィードバックを見せるか』が重要だと感じた。
どんな姿で成果を見える化するか。
これはプロジェクトマネジメントだけでなく
マーケティングとか営業でも同じなのではと思う。
手近な数字を持ってきて、良かった悪かったを評価していないか
改めて確認しようと思いました!