たーふるblog

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Google主催のモバイルアプリセミナーに参加したまとめ

2月25日、六本木ヒルズの49階にあるアカデミーヒルズにて開催された『Google for モバイル アプリ』に参加しました。

忘れないうちにザッとまとめておきます。

午後からの参加なので、午前の英語セッションやランチタイムセッションの情報はございません。。

全部書くと大変なので、受講した4つのうち2つのセッションについて書きます。 

〜セッション 1〜「Material Design 時代の最新アプリ UI/UX デザイン 〜 マルチデバイス対応とウェアラブル体験のために」

途中から入場したので前半は聞けず。

いま話題のマテリアルデザインがメインだったが、

自分としてはプッシュ通知が今後どうなっていくか、という話が興味深かった。

デザインについて

・TangibleSurfaces

手触りのあるデザインとのこと。

ここは話を聞けなかったのでまとめを聞いただけです。

タップすると波紋を出したり、画面を前後に配置して影を付け、

奥行きを持たせることで階層構造を明確に表現そうです。

 

・Print-like Dsign

印刷物のデザイン手法を応用する。

アプリデザインにも、タイポグラフィ・サイズ・ウェイト・ピッチ・スペース・濃淡を

活用して表現する。印刷物と同様に色の選択と活用が非常に重要とのこと。

 

・Meaningfurl Mothion

装飾ではなく論理的・空間的な意味を伝えるアニメーションを付ける。

画面遷移前と後は連続的にすることで繋がりを表現する。

ボタンをタップしたら、そこからブワッと次の画面が開くとか。

 

また、動作は機械的(等速)ではなくいきいきとした動きを。

アニメーションの開始と終了には加速度付ける。

その動作はinterpolatorを使うと簡単なので是非活用を。

 

・デバイスに合わせたレイアウト、デザイン

様々な画面サイズに合わせたデザインにするのが大事。

RecyclerViewを活用し、最適なレイアウトにしましょう。

標準的なレイアウト処理を抽象化する

LinearLayoutManager、GridLayoutManagerなども活用すべき。

 

ツールバーは、ActionBarよりも柔軟なレイアウトが可能なToolbarで。

文章量によって高さを変えたり、スクロールしたら引っ込んだりという表現が可能。

 

 

通知表現の進化

・最近の通知機能

通知からアクション(返信など)が可能であったり通知内容によって画面サイズを変えたり。

また、同じような通知はスタックにまとめてNotificationに表示することで、

ユーザーに不快感を与えない工夫は必須。

BigTextStyle,InboxStyleなどで実装していきましょう。

 

・AndroidWareにおける通知機能

AndroidWareにおいては、もはやアイコンからアプリを起動することはありえない!

ずらっとアプリを並べて選ぶUIはないので。

ここでも最適化された通知が重要とのこと。

一瞬で理解できる表現であったり、提案しながら対話することが必要になってくる。 

 

 

個人的に印象に残った言葉は『通知とコンテンツは境界がぼやけてきている』 というものでした。通知はサービス側の都合で押し付けるものではなく、求めている人へ求めている情報を提供するためのコンテンツに変わろうとしているようです。 

 

〜セッション 4〜「モバイル KPI 分析の新標準 〜 Fluentd + Google BigQuery」

以前からずっと興味のある分析関連。

BigQueryの評判は聞いているものの、

実際に使うところまではできていませんでしたが、この話をきっかけに取り組むイメージが湧きました。

 

Googleテクノロジーの進化を時系列で振り返る話の中で、

今のビッグデータ分析における分析スピードを10年くらい前から当たり前に活用していたというのは驚いた。

数テラのデータから数秒で分析結果を出すのが日常の業務で行われており、

それを『Googleスピード』と呼んでいるとのこと。

扱うデータ量も技術力の高さも圧倒的。

 

そしてBigQueryのデモ。

実際のサンプルデータで、その分析スピードを体験した後、

それをどのように実現しているかというアーキテクチャについて説明。

ここで技術的背景も利用イメージも出来たので、今後の利用に活かしていく。

 

次に、登壇者の佐藤さんが提唱した『Lambda Architecture』の話。

通常分析(分単位更新)とリアルタイム分析(秒単位更新)を組み合わせた構成。

自社ではリアルタイムな分析は必要ないが、Norikraを活用した構成は面白かった。

個人的には何かで試してみたいなぁと思いました。

 

 

以上。

一気に書いたので全然まとまってないですが、とりあえずメモ代わりとして残しておきます。

今後、reluxアプリでも活かせる内容があってとても勉強になりました。

BigQueryについても、まずはすぐに使い始めます。

ありがたいことに、少し試すくらいなら費用もほぼ0で出来るので。

 

ということで、今回のセミナーに参加した方もしていない方も、

これら関連する話題で気になることあれば是非いろいろ議論させてください!