たーふるblog

記録を残していきます

『マインドセット「やればできる! 」の研究』を読んで

こちらを読みました。

マインドセット「やればできる! 」の研究

マインドセット「やればできる! 」の研究


全体を通じて、「しなやかマインドセット」と「硬直マインドセット」の違いを様々な事例を通じて説明しています。
「しなやかマインドセット」を持っている人は、自分は成長・変化できると信じているので、全ての出来事に対してこの経験から自分は何を学べるかを常に考えられる。
「硬直マインドセット」の人は、今の自分に対する評価やレッテルを気にしてしまうこと。自分が変われると信じられていないので、今の自分を守ったり評価に一喜一憂してしまう。批判的な意見は自分の否定と捉えてしまい、成長(改善)の機会と捉えることができない。
勉強やスキル・仕事の成果はもちろんのこと、夫婦などの人間関係も同様にしなやかであれば成長して解決できるというお話。

気づき

自分の場合、比較的に成長意欲が高くて、人は頑張ればより良くなれると信じている人間だと思っていました。
ここでいうしなやかマインドセットを持っているという認識でした。

しかし、本の中で様々な角度から色々な事例が書かれており自分の言動と照らし合わせている中で、柔軟な部分とそうでない部分とでかなりの違いがあると気づきました。基本スタンスは『人は変われる』と思っているのですが、自分について変われる自信がある部分とそうでない部分がありました。

なかなかショックなのは、書かれている「硬直マインドセット」事例のかなり多くのところで自分に当てはまったことです。具体的に言うと、人間関係とか仕事で自身の行動を変えることに関しては結構ダメダメ。逆に勉強すれば済むような知識を増やすことには自信があるのでしなやかに受け入れられます。これは受験勉強の経験があるからだと思います。一概に、自分は成長意欲があるからといって全てにおいて「しなやかマインドセット」の持ち主だ、と思わないように気を付けねばならなそうです。